うつのみや童話の会とは

　１９８１年に、宇都宮市立図書館(現中央図書館)の開館に合わせて行われた、児童文学作家の木暮正夫先生(元日本児童文学者協会会長)の「児童文学創作講座」の卒業生たちが集まってできた同人誌(誌名「ふらここ」)です。

　前代表の高橋秀雄氏が、木暮先生と交流があって、２０２０年まで代表を務めました。また、同会からは現在５名、過去の会員3名が児童書を出版しています。一部の出版物は国内にとどまらず、韓国や中国でも翻訳されて販売されています。高橋秀雄氏の『やぶ坂に吹く風』(小峰書店)は、２００９年に第４９回日本児童文学者協会賞を受賞しています。

　会員は2024年4月現在約20名。宇都宮市立中央図書館で、月一回の例会をもち学習(作品合評)と交流を図っています。